
このへんにいます。
移動移動そしてまた移動。
疲れ過ぎて逆に澱が流れ出し冴え冴えと洗われるよう。

水前寺。
水底に這う水草。
水面を揺らし飛び立つ鴨。
美しすぎる。
清らの水の神社で
手術を終えたあの方の長寿を祈願。

水に泳ぐ錦。
あの日貴方が眺めていた
あれもやはり恋でした。

日本建築美しいなあ!
五段ばかりの不必要な謎の石段があって
降りてみた先が庭の一番の絶景ポイントで胸打たれる。

町の街路樹にブーゲンビリア。

猫がたくさん。
人懐こい。

熊本現代美術館で「生きる場所、ボーダレスの空」鑑賞。
http://www.camk.or.jp/event/exhibition/borderless/積み上げられたトランクの山。
旅立ちの朝、その衝動を覚えている。



トイレットペーパーの芯から
マックの紙袋から
その源の樹木が再度立ち上がる。
美しくて明確でシンプルで胸打たれる。

映像に入ってみた。

天国みたいな標高5000mの天上で
下界のラジオを聞きながら
二つの世界に想いを馳せる青年の話が美しかった。
私はいまどこに生きているのだろう。
熊本にいても札幌の仕事に追われている。
全てのカテゴライズを外して
まっさらの私の心は今どこにあるのだろう。
深呼吸して今日はただ旅の中にいる。
出張なので宿泊費が出るのに
いつもの癖で一泊二千円のゲストハウスに泊まってしまう。
朝、隣の住人に挨拶したら
コーヒーを淹れて持ってきてくれて感動。
あまりにみなさまお優しいので
罪まみれのぼくは恥ずかしくって
市電でおばあちゃんに席を譲る。
下車する際に「大変お世話になりました」と挨拶するおばあちゃんが美しくて
見惚れたぼくの罪は重いまま。

ゲストハウスは熊本城のすぐ脇。
白墨のお城、椿の白、菊の五色。
言葉失い見惚れる。

馬刺しに辛子レンコン。
パーフェクトな夕飯。
大先輩と戦友に再会。
ちゃんと合間に仕事しとるよ。
どばばばーと情報交換。
やっぱりたまらなく面白いな芝居。
posted by bambora at 03:11|
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日記
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